この前、TVで「いつやるの?今でしょ!」の先生の番組で【哲学者】「中島 義道」が紹介されていたのですが、「中島 義道」の考え方に衝撃を受けました。今回はその衝撃的な内容を皆様にも見て頂いて衝撃を共有しましょう。
「常に感謝の気持ちを忘れない人」が嫌い
うる覚えですが、「私の嫌いな10の人びと」というタイトルの本を紹介していたのですが、
「何事も感謝の気持ちを持っている人が嫌い」
っという項目で出演者が
「ええ!!!?私が今TVに写っているのは皆様のおかけで…」
的な返しをするのですが、
「嫌いな理由は感謝している人は相手にも感謝しろと言う見返りを求めている」
と言うのです。
また出演者が「いやいや、皆に感謝して生きるのが定義みたいなもんでしょ」
っと言うと
「今正に中島先生がおっしゃている真の部分を言いましたね?それは定義に皆収まり過ぎているんですよ、例えば本当に感謝する時は人がそんな見返りを求めていない時に真の感謝が出てくるし…」
とか言う深い内容でした。
出演者はなんとなく納得せざる終えなくなっていました。
高橋が本を読んだ結果「常に感謝の気持ちを忘れない人」が嫌いな本当の理由は?
早速、【私の嫌いな10の人びと】を購入し読んでみました。
中島先生曰く「常に感謝の気持ちを忘れない人」が嫌いな理由は
【自分だけの中で止めて置いたら良いのに、こういうタイプの人間は人にも共有したがる】
っと言うのです。
そして、【感謝しない人=一般常識が無い。的な考えを持ち非常識な人間だ】
と迫害する様な扱いをするのです。確かに!と思ってしまう部分もありました。
そして、【自分は感謝の気持ちは絶対に人には言わないし…以下省略】
的な事を書いているのですが、それは流石に納得は出来ませんでした。
凄い!確かに!っと思うところもあれば、そうかな?っと思うところもあります。
結果、この本を読んで常識だと思っていた事に対し「物事なんでも考えた方がいい」という事を知りました。
「笑顔の絶えない人」が嫌い
また、「いつも笑顔の人が嫌い」という項目で
出演者達が「えええ!いやいや、いつも笑顔の方が周りを幸せにするし幸せになりますよ」
っと言うと
中島先生曰く「作り笑いの笑顔で本当に幸せになるんですか?写真撮影の時にじゃあ笑顔で、とあの作った笑顔で幸せになるとは思えない、楽しい事もないのに笑顔の人なんて気持ち悪だけだ」
というやり取りでまた出演者が納得していました。
高橋が本を読んだ結果「笑顔の絶えない人」が嫌いな本当の理由は?
笑顔の人は不愉快な事を嫌い、
【笑っているその笑顔の裏には相手を思い通りに動かしたい】
【嫌な時でも笑って乗り越えようとする考え方が染み付いている】
また、【女性が悲しい時だからこそ、笑顔でいる事が美学になってしまっている】
的な事を書いてあったと記憶しています。
【純粋で笑顔が素敵なのは赤ちゃんだけ】だそうです。
「素直じゃないなと言う人」が嫌い
そして「素直になれっと言う人が嫌い」
理由は「素直とは人によって違うし、素直じゃないね~と言う人はずるくて自分の中の素直な返答じゃないと相手が素直じゃないと判断する」
例えば
「結婚したいんじゃないの?」
「いえ、別に願望はないです」
「素直じゃないね~!本当はしたいくせに」
「いいえ…そんな事ありません」
「本当に素直じゃないね!」
…いかがでしょうか?ある意味暴力ですよね?
まとめ
そんな感じで日頃私たちが常識だと思って考えている事に中島先生はメスを入れて私も納得した部分もあり本当に斬新だなと思いました。
【人間は悲しいほど分かり合う事が出来ない生き物、それは歴史が物語っている。】と(コードギアスのルルーシュ)も言ってましたがwww
またそれと同様、社会で常識とされている事が風俗業界では通じない事があります。例えば…おっとここでは止めておきましょう、野暮なのでwww
普通の事だと思っていてもそれが普通ではない出来事、一般常識が通用しない時、また理不尽な時。
そんな時この常識に逆らう考え方(力)を取り入れる事により相手の気持ちが少しでも理解でき、またその理不尽な事柄に立ち向かっていける。そんな気がします。と思っちゃったりなんかしちゃったりしてwww
最後にはなむけの言葉
最後に、お金が全てじゃない = 金は力。
容姿は関係ない = 関係ある。
努力は報われる = 報われない。
と考える、はなむけの言葉が大嫌いな中島先生のはなむけの言葉を聞いてお別れしたいと思います。
『学生諸君に向けて、 新しい進路へのヒントないしアドバイス を書けという編集部からの依頼であるが、じつは とりたてて何もない のである。
しばらく生きてみればわかるが、 個々人の人生はそれぞれ特殊 であり、他人のヒントやアドバイスは何も役に立たない。とくにこういうところに書きつらねている人生の諸先輩の 「きれいごと」は、おみくじほどの役にも立たない。
振り返ってみるに、小学校の卒業以来、 厭というほど「はなむけの言葉」を聞いてきた が、全て忘れてしまった。いましみじみ思うのは、その すべてが自分にとって何の価値もなかった ということ。 なぜか?
言葉を発する者が 無難で定型的な言葉を羅列しているだけ だからである。そういう言葉は聞く者の身体に突き刺さってこない。
だとすると、せめて いくぶんでも本当のことを書かねばならない わけであるが、私は人生の先輩としてのアドバイスは何も持ち合わせておらず、 ただ私のようになってもらいたくないだけ であるから、こんなことはみんなよくわかっているので、あえて言うまでもない。
これで終りにしてもいいのだけれど、すべての若い人々に 一つだけ(アドバイスではなくて)心からの「お願い」。
どんな愚かな人生でも、乏しい人生でも、醜い人生でもいい。死なないでもらいたい。生きてもらいたい 』
「SM.カルマに来て稼いでハッピーになってもらいたいwww」
常識に逆らう力「中島 義道」の特集番組はこちら