
おはようございます。
大阪・梅田のSMクラブ「SM.カルマ」のTENCHOです。
今日は少し、自分自身への戒めも込めて、
「必死になれる能力は、年齢や経験とともに失われやすい」
という話をしたいと思います。
これは体力の話ではありません。
心のギアの話です。
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「20年以上の経験が、ブレーキになる」
SM.カルマを20年以上経営していると、それなりに経験が積み上がります。
この企画は集客できる。
この女の子は伸びる。
この告知方法は反応が薄い。
このお客様とはトラブルになりそうだ。
この金額では採算が合わない。
この人に任せると、後で問題が起きる。
昔なら、実際にやってみなければ分からなかったことが、今では始める前から、ある程度分かるようになります。
もちろん、それは経営者として必要な能力です。
経験があるから、危険を避けられる。
知識があるから、無駄な損失を減らせる。
店や女の子を守るためには、冷静な判断も必要です。
ただし、経験には副作用があります。
経験を積めば積むほど、
「やらない理由」を作るのが上手くなる。
「前も似たようなことをやったけど、反応が悪かった」
「どうせ女の子が集まらない」
「今のお客様には響かない」
「手間の割に利益が少ない」
「トラブルになる可能性がある」
どれも間違った意見ではありません。
むしろ、正しいことが多い。
だからこそ厄介なんです。
正しい判断を積み重ねながら、いつの間にか、挑戦する力まで失ってしまう。
失敗は減る。
だけど同時に、大きな成功も消えていく。
それは安定ではなく、静かな衰退かもしれません。
—
『「必死になれる」は、立派な経営能力』
僕は最近、
「必死になれること」も、一つの能力ではないか
と考えています。
企画力。
営業力。
文章力。
集客力。
人を見る力。
経営にはいろいろな能力があります。
しかし、それらを最後に動かすのは、
「何としてでも形にする」という執念です。
どれだけ素晴らしい企画があっても、誰も本気で動かなければ実現しません。
どれだけ魅力的な女の子がいても、店が必死に発信しなければ存在を知ってもらえません。
どれだけ面白いイベントを考えても、告知を一度出して終わりなら、お客様は集まりません。
求人も同じです。
一度募集を出して、応募が来なかったから諦める。
SNSの投稿が伸びなかったから、もうやらない。
新しいサービスを始めても、最初の反応が悪かったから撤退する。
それでは、何も育ちません。
店を成長させる人は、最初から正解を持っている人ではありません。
反応が出るまで、見せ方を変え、言葉を変え、何度でも出し続けられる人です。
少し格好悪くてもいい。
必死に頼んでもいい。
頭を下げてもいい。
何度も告知してもいい。
本気で店を良くしようとしている姿は、必ず誰かに伝わります。
—
『人は「正しい店」ではなく、「熱のある店」に集まる』
SMクラブは、料金表やサービス内容だけで選ばれる商売ではありません。
ホームページに書いてある内容が正しい。
料金設定が分かりやすい。
システムが整っている。
もちろん、それらは大切です。
しかし、それだけでは人の心は動きません。
お客様が最後に感じ取るのは、
「この店は、本気で自分を楽しませようとしているか」
「この女の子は、本気で向き合ってくれるか」
「この店長は、本気でこの場所を守ろうとしているか」
という熱量です。
女の子も同じです。
条件だけで店を選んでいるように見えて、実際には、
「この店なら、自分の魅力を活かしてくれそう」
「この人なら、自分を雑に扱わなさそう」
「ここなら、少し面白い人生が送れそう」
という空気を見ています。
人は、完璧な説明に巻き込まれるのではありません。
人の熱に巻き込まれます。
—
『TENCHOの熱量が、店全体の温度になる』
店長が冷めている店で、女の子だけが燃え続けることはできません。
「まあ、無理せんでええよ」
「反応がなかったらやめよう」
「どうせ今の時代は厳しいから」
そんな言葉ばかりを店長が口にしていたら、店全体の心のギアは下がります。
逆に、
「絶対に面白い店にする」
「この女の子を必ず売る」
「この企画は、形になるまでやる」
「SM.カルマにしかできないものを作る」
と店長が本気で動けば、その熱は周囲に伝染します。
一人の本気が、女の子一人の温度を上げる。
一人の女の子の熱が、一人のお客様を動かす。
一人のお客様の口コミが、次のお客様を連れてくる。
そうやって店の熱は広がっていきます。
逆に、店長が精神のガソリンを使わなくなった瞬間、店は少しずつ小さくなります。
事故は減るかもしれない。
失敗も減るかもしれない。
しかし、伝説も生まれません。
SM.カルマは、ただ安全に営業日を消化するために存在している店ではありません。
普通の店では満たされない人間の欲望や、まだ言葉になっていない性癖や、社会では見せられない自分を受け止める場所です。
そんな店が、無難になってどうする。
僕は、そう思っています。
—
『心のギアは、自然には上がらない』
若い頃は、勢いだけで走れました。
何も知らないから怖くなかった。
失うものも少なかった。
しかし、年齢を重ねると、守るものが増えます。
店。
信用。
お金。
女の子。
お客様。
積み重ねてきた歴史。
だから、慎重になるのは当然です。
ただ、慎重になることと、情熱を失うことは違います。
心のギアは、放っておいて自然に上がるものではありません。
自分で上げる仕組みを作らなければいけない。
たとえば、企画の開催日を先に発表する。
女の子やお客様に、やると宣言する。
募集人数を決める。
逃げ道を塞ぐ。
自分より熱量の高い人間と会う。
毎月一つは、新しい告知、新しいサービス、新しい試みを出す。
そして、失敗しても店が潰れない範囲で、小さな挑戦を繰り返す。
いきなり大勝負をする必要はありません。
大切なのは、
「まだ自分は走れる」と、心に思い出させることです。
心の筋肉も、身体と同じです。
使わなければ衰える。
使えば、何歳からでも戻ってくる。
—
『AI時代に残るのは、覚悟と執念』
これからは、文章もAIが書きます。
画像もAIが作ります。
企画もAIが提案します。
市場分析も、価格設定も、広告の改善も、AIが手伝ってくれるようになります。
知識や技術の差は、今までよりも小さくなります。
だからこそ、最後に残る差は、
「誰が本気でやり切るか」
になると思っています。
正解はAIに聞ける。
データも調べられる。
アイデアも出してもらえる。
しかし、
「この店を絶対に残す」
「この企画を絶対に成功させる」
「この女の子の人生を変える」
という覚悟までは、AIに外注できません。
必死さは、コピーできない。
執念は、競合店が真似できない。
それこそが、SM.カルマにとって最も強い独自性になるはずです。
—
『「大人だから」を、逃げ道にしない』
僕たちは年齢を重ねるほど、賢くなります。
恥をかかない方法も覚えます。
失敗しない動き方も覚えます。
他人から笑われない、スマートな立ち回りも覚えます。
でも、経営者までスマートに収まってしまったら、誰が旗を振るのでしょうか。
誰が声を枯らすのでしょうか。
誰が最初に泥をかぶるのでしょうか。
経営者の仕事は、誰よりも正しいことではありません。
誰よりも先に、心のギアを上げることです。
僕自身、年齢や経験を言い訳にして、
「昔ほど必死になる必要はない」
と考えてしまう瞬間があります。
でも、それは違う。
若い頃と同じ走り方をする必要はありません。
勢いだけで突っ込む必要もありません。
経験で事故を避けながら、覚悟だけは失わない。
それが、大人の必死さです。
—
というわけで、今日の結論です。
「必死になれる」というのは、若さではありません。
能力です。
そして、放っておけば、最も早く衰える能力です。
最近、声が枯れるほど誰かに頼んだでしょうか。
格好悪いほど、自分の店を宣伝したでしょうか。
断られても、もう一度声をかけたでしょうか。
「もう長くやっているから」
「いい歳だから」
「今さら必死になるのは恥ずかしいから」
そんな理由で、心のギアを一速に固定していないでしょうか。
精神のガソリンは、使わなければ腐ります。
SM.カルマは、まだ終わっていません。
むしろ、ここからです。
20年以上積み上げた経験を、ブレーキに使うのではなく、加速するためのハンドルに変える。
格好良くなくてもいい。
泥臭くてもいい。
必死に走っている店にしか見えない景色があります。
今日も少しだけ、心のギアを上げます。
その熱を待っている女の子やお客様が、必ずどこかにいるからです。
と言う事で、本日も当たり前の事を当たり前にして
当店が営業できる事に感謝して
そして業務開始していきます!
本日も良い1日を!素敵な日曜日を!
ご安全に!
#現場主義
#折れない心
#継続は力なり
#当たり前を当たり前に
#熱量




『SM界隈に長くいると、運が悪くなる構造』




